片頭痛を薬で抑えているあなたへ「3つの注意点」
雨の日や、季節の変わり目などに片頭痛がして頭が痛いとき、つい我慢できずに薬に頼ってしまうということはありませんか?
もしくは、習慣的に飲んだり、痛くなりそうな日には前もって飲んで過ごしたり、予防目的で飲んだり。
人によっては月に1回程度から、多い方だと1週間に1回以上飲まれる方もいますね。
薬を飲むとあれだけズキズキしていた片頭痛がマシになり、カチ割れそうな痛みから解放されたりするので、つい頼ってしまいますよね。
カバンの中に必ず一つは薬を常備しているという方も多いのではないでしょうか。
でも、実はそんなよく効く頭痛薬ですが、使用するにあたって知っておいてほしい注意点が3つほどあることをご存知でしょうか?
もし、これを知らずに薬に頼り続けてしまうと、あなたの体に悪影響をおよぼす可能性がありますので、ここでご紹介したいと思います。
注意点は以下の3点になります。薬を飲む上での参考になればうれしいです。
1.頭痛薬を飲み続けると冷え性になりやすい
1つ目は、薬を飲んでいると冷え性になりやすいです。
頭痛薬には痛みを出すホルモンを止める働きがあるのですが、そのホルモンには血流を良くし体温を上げる働きもあるのです。
そのため、長い期間薬を飲み続けてしまうと体温が下がり、血流も悪くなってしまうため冷え性の原因となる可能性があります。
その他にも生理の乱れや、生理痛の原因など、女性にはマイナスな要素が多いので注意が必要です。
平熱が35度台の方や、手足がいつも冷えているという方は冷え性になっている可能性があります。
もしかすると、普段飲まれている頭痛薬が原因の一つとなっているかもしれませんのでご注意ください。
2.一度飲むとやめにくく、
薬を飲みすぎることによって起こる頭痛がある
2つ目は、お酒やタバコと同じように、薬は依存性が高く、やめにくいものの一つです。
薬が無いと落ち着かない。薬を飲まないと不安になってしまう。ずっと薬を飲み続けているという方は、少し気を付けた方がいいかもしれません。
もしかすると気付かないうちに薬物依存の状態になってしまっているかも。
また、3日に1回以上薬を飲んでいるという方は、薬の飲みすぎによって頭痛が起きている可能性があります。
その場合は薬を飲むのを止めると頭痛が無くなるので、薬を飲まないことが大切になってきます。
痛いから飲んでいたのに、薬のせいで痛くなるという悲しい話ですが、当てはまるかも…という方は気を付けてくださいね。
1週間に1度くらいにしておくと、このタイプの頭痛は起きにくいので、出来るだけ間隔を開けて飲むようにしましょう。
3.内臓に負担をかける
そして3つ目は、薬を飲むと内臓に負担が大きくかかってしまうということです。
薬は本来、体にとって毒なので体から追い出そうと肝臓と腎臓という臓器が働いてくれています。
1回薬を飲んだくらいではたいしたことはありませんが、何年も飲み続けていると内臓が疲れてしまうため、将来的には病気の原因となる可能性があります。
また、薬だけでなく、お酒をよく飲む方やコンビニ弁当、ハンバーガーなどの添加物の多いジャンクフードを普段からよく食べるという方は特に注意が必要です。
肝臓は薬だけでなく、お酒やジャンクフードを食べたときも働くので肝臓が疲れている可能性がぐっと高まります。
できるだけ内臓を休ませてあげながら体を大切にしていきたいですね。
以上3点が薬を飲むうえで注意してほしい点でした。当てはまっていませんか?
飲みやすくて効果も早い頭痛薬ですが、実はこういうリスクも潜んでいるのです。
できれば薬を飲まずに頭痛が治ればいいなと思いませんか?
さらに普段から頭痛が出ない体質になれば最高だなと思いませんか?
それには頭痛の原因となる首や肩の筋肉をほぐしたり、疲れきっている内臓を元気にすることが大切です。
当院では、鍼(はり)やお灸を使って体を元気に回復させています。
痛いんじゃないの?とか熱いんじゃないの?とか本当に効くの?とかいろいろ疑問だらけだと思います。
実際に治療を受けてくれた方々からは「痛くなかった」とか「よく寝れた」とか「薬を飲まなくても大丈夫だった」など嬉しい意見を頂くことが多いので、受けたことが無い方は是非一度チャレンジしてみてください。
もし、興味がある方は自分の頭痛は治りそうか、どれくらいかかりそうか、などご相談だけでもお受けしておりますのでお気軽にお問合せください。
いかがだったでしょうか?片頭痛を抑えようと薬を飲む時には、上記の3つのことに注意しながら様子を見て、長引くようであれば体をケアして体質を改善させていきたいですね。
あなたの頭痛生活が終わることを願っています。
それでは、また!
鍼灸治療院HARINO 米増圭司