緊張性頭痛が起きやすい原因は〇〇不足?
こんにちは。大阪府吹田市の頭痛肩こり治療専門鍼灸、鍼灸治療院HARINO(ハリノ)の米増です。
緊張性頭痛で悩んでいてマッサージやお風呂でどれだけ筋肉をほぐしたり温めても、すぐに戻るのは何が原因だろう?と疑問に思っている方へ向けてこの記事を書いています。
緊張性頭痛の原因は、筋肉の収縮によって起こるものです。
筋肉の緊張が原因で起こるものだから、首や肩の筋肉の緊張をほぐせば治るはず…ですよね。
ただ、その時は気持ち良くてスッキリしても、またすぐに戻ってしまうという方がおられます。
仕事や家事で忙しいのが原因というのもありますが、それでも頻繁に緊張性頭痛が起こる方は少し別の角度から原因を追究し、根本的な改善していく必要があるかもしれません。
緊張性頭痛が起こりやすい隠れた原因についてこの記事を読むことで知ることが出来ます。
緊張性頭痛の隠れた原因を知ることで、あなたを悩ませる緊張性頭痛から卒業できる可能性が高まり、楽しく健康的な毎日を過ごすことが出来るようになります。
それでは、見ていきましょう。
緊張性頭痛の原因とは?
結論からお伝えすると、緊張性頭痛は「カルシウムとマグネシウムのアンバランス」が原因となっていることがあります。
緊張性頭痛は頭蓋骨から首の付け根の筋肉の緊張が原因となり引き起こされます。
ただ、その「緊張」が頻繁に起こる原因というのがポイントとなります。
ところで、筋肉ってどのように縮んだり、伸びたりと動いているかご存知でしょうか?
実は、筋肉が動く時に使われるのが「カルシウム」なのです。
そしてカルシウムの働きをコントロールしているのが「マグネシウム」です。
このカルシウムとマグネシウムのバランスが崩れると筋肉が異常に収縮し、肩こりや緊張性頭痛を引き起こす原因となりやすくなります。
ミネラルバランスの乱れ度合いチェックリスト
- 和食はあまり食べない
- 牛乳をよく飲む
- ファストフードが多い
- 骨付きの魚は食べない
- 肉食が多い
- イライラしやすい
- 洋食が多い
- ストレスが多く掛かっている
- アルコールをよく飲む
緊張性頭痛の原因として、このリストに当てはまるものが多ければ多いほどミネラルバランスの乱れが原因で起きている可能性があります。
緊張性頭痛が起こりやすくなった原因
緊張性頭痛が起こりやすい原因としては以下のようなものがあります。
- 小魚や和食を食べることが減り、カルシウムやマグネシウムが不足しがち
- 牛乳をがぶ飲みしてカルシウムが増えすぎる
- ストレスなどで過度な緊張
- 過度のアルコール摂取
小魚や和食を食べることが減ったことが原因で、カルシウムやマグネシウムが不足しがちになりました。
カルシウムは、筋肉を収縮させる他に、神経の興奮を抑えたりもしています。
不足するとイライラしやすくなったり筋肉が硬くなったりします。
そのため、カルシウムが不足すると緊張性頭痛が起こりやすくなります。
牛乳を飲むとカルシウムが取れて良さそうですが、がぶ飲みするとカルシウムが増えすぎてしまいます。
その余分なカルシウムを身体の外へ出すときにマグネシウムも一緒に出ていってしまうのです。
マグネシウムの不足も緊張性頭痛の原因となりやすいです。
筋肉の収縮をコントロール出来なくなるため、筋肉が凝り固まりやすくなり、頭痛や肩こりが起きやすくなるためです。
さらにストレスなどで過度な緊張が続くと尿中にマグネシウムが溶け出してしまうそうです。
またアルコールも摂取することで、マグネシウムを体外に出す動きが強まります。
カルシウムが不足すると筋肉の緊張が和らぎそうな感じですが、実際はその逆です。
筋肉の動きに関係するカルシウムは全体の1%ほど。残りの99%は骨や歯にあります。
血中のカルシウムが不足すると骨や歯からカルシウムを削り出して使います。
その際にカルシウムを必要以上に削り出してしまうため、結果的にカルシウムが多くなってしまうのです。
カルシウムとマグネシウムをしっかり取ろう
というわけで、揉んでも良くならない緊張性頭痛でお悩みの方は、意識してカルシウムとマグネシウムをしっかり取ってみてはいかがでしょうか?
緊張性頭痛の原因がカルシウムとマグネシウムのミネラルバランスの乱れにあるかもしれません。
カルシウムとマグネシウムのバランスは2:1の割合で取ることが理想的だと言われています。
カルシウム2に対してマグネシウム1。
この割合でしっかりと取れれば筋肉はスムーズに動き、必要以上に凝り固まることが無くなります。
最強フード「ひじき」
緊張性頭痛の原因となりやすいカルシウムとマグネシウムを豊富に含む食材があります。それは「ひじき」です。
ひじきには牛乳の12倍のカルシウムと、アーモンドの2倍のマグネシウムが含まれています。さらにその割合は、理想的な割合に近い2:1で含まれているそうです。
普段の食卓に「ひじき」を並べ、カルシウムとマグネシウムを積極的に摂取したいですね。
カルシウムやマグネシウムは単体では吸収されにくいため、一緒にビタミンDを取る必要があります。
ビタミンDは鮭、まぐろ、しいたけなどに多く含まれていますので、是非ひじきと一緒に食べたいですね。
まとめ
- 緊張性頭痛の原因は「カルシウムとマグネシウムが不足することによって起こるミネラルバランスの乱れが原因」
- ミネラルバランスを改善するにはカルシウムとマグネシウムを2:1の割合を目安にしっかりと摂取する
- 過度なストレスやアルコールを避け、マグネシウムの流出を防ぎましょう。
- おすすめ食材は「ひじき」
いかがでしょうか。
緊張性頭痛の原因は「カルシウムとマグネシウムが不足することによって起こるミネラルバランスの乱れが原因」となる場合がありますよ、というお話でした。
カルシウムやマグネシウムを多く含む食材をしっかり取ることで全身の筋肉がなめらかに動くようになり、肩こりや緊張性頭痛の原因が改善される可能性が高くなります。
緊張性頭痛の原因となりやすいミネラルバンスの乱れを起こしやすいものに「ストレスの蓄積」があります。
どうしてもストレスが溜まってつらいという方は鍼灸治療でストレスケアも同時に行うことをお勧めします。
鍼やお灸には自律神経を安定させ精神を安定させるリラックス効果もあります。
- 緊張性頭痛をなんとかしたい。
- 緊張性頭痛の原因を知りたい。
こんなお悩みをお持ちの方は、私もお手伝い出来ますので、お気軽にお声がけくださいね。
緊張性頭痛で悩む毎日の頭痛生活は、日々の食事を気を付けながら、体調のケアをしていくことで終わりを迎えるかもしれません。
ご興味があれば、ぜひ試してみて下さい。きっと変わってくれると思います。
鍼灸治療院HARINO 米増圭司
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