パニック障害対策は膵臓がカギ。「満腹」と「空腹」に 注意!
今回のテーマは【パニック障害対策は膵臓がカギ。「満腹」と「空腹」に 注意!】です。
最近、パニック障害の方を施術させていただくことも増えてきました。
その中で感じた事は、
「ほとんどの方は膵臓が弱っている。」
ということでした。
膵臓は
・甘いものの摂り過ぎ
・アルコールの飲みすぎ
・ストレスの掛かり過ぎ
などで悪化します。
慢性膵炎や糖尿病になる方もいますが、
そこまでいかなくてもパニック障害との関連性が強いのではないかと感じています。
膵臓のケアをしっかり行うと
ソワソワ感や吐き気、胃の気持ち悪さ、背中の痛みが改善されるケースが多いです。
そこでこのコラムでは、パニック障害と膵臓の関連性についてまとめてみたいと思います。
膵臓のケアを正しく行うことで胃の気持ち悪さやソワソワ感が軽減される可能性が高まります。
パニック障害の方は膵臓が弱い方が多い
慢性的に糖分の代謝能力が
悪くなっている可能性があります。
膵臓が弱ると、こんな症状が出やすくなります。
膵臓が弱ると出やすい症状
・胃の気持ち悪さ
・吐き気
・冷や汗
・背中の痛み
・ソワソワ感 など
こんな状態当てはまりませんか?
膵臓の弱りチェックリスト
□発症前はお酒たくさん飲んでいた
□甘いものが大好きでよく食べる
□食べすぎると調子が悪い
□空腹時に気持ち悪くなる
□食後に眠気やだるさを感じやすい
□ストレスを感じると胃が気持ち悪くなる
□パニック発作は胃の気持ち悪さから始まる
□吐き気や動悸がよく起こる
□背中が張ったり痛んだりよくする
□身内に糖尿病の人がいる
これらすべて、膵臓の症状だったりします。
一つでも当てはまるなら要注意です。
「満腹」にご注意を!
満腹時は膵臓などに大きな負荷が掛かります。
食後は内臓への負担から血流促進など
身体の変化が大きくなります。
膵臓が弱いと気持ち悪さや吐き気など
パニック発作に繋がる要因となります。
満腹による身体の変化
・膵臓に大きな負担。
・高血糖によるだるさや眠気。
・横隔膜刺激による呼吸困難。
・血流量アップによる動悸。
「空腹」にご注意を!
空腹時にも膵臓には負荷が掛かります。
低血糖状態は命の危険と判断され、
ストレスホルモンが放出され緊張状態となります。
低血糖の状態では情緒は不安定となり
吐き気やソワソワ感など、
パニック発作へと繋がりやすくなります。
空腹による身体の変化
・低血糖による冷や汗や動悸。
・抗ストレスホルモンの放出。
・情緒不安によるソワソワ感。
「腹8分」と「腹2分」
食事を取る時は腹8分を目安に。
空腹は腹2分までに何とかするを目安に。
アメ玉1つ舐めるだけでも効果的です。
パスタやピザ、パンなど
小麦を大量に短時間で食べるのは
気持ち悪くなる可能性大です。
食事のヒント
・食べすぎ&食べなさすぎに注意。
・アメ玉は飲む点滴。
・特に小麦の大量摂取はNG。
膵臓のセルフケア
「背中」を温めましょう。
・胃のウラあたりを温める。
・「あずきのチカラ」などホットパック使用。
・背中に敷いて寝転ぶ。
ツボ押し「脊中」
・胃のウラあたりの背骨の際。
・両手の親指で背骨の際をグリグリ。
・10回くらい往復して緩める。
パニック障害、まだ出来ることはあります。
・原因が分からない。
・どうしようもない。
・考え方の問題かと思っている。
パニック障害に対するアプローチは
まだ出来ることはあります。
薬を飲みながらでもOK。
無理に考え方を変えなくてもOK。
食事療法などもそのままでOK。
しっかり体を治すことで
心も身体も変わっていくと思います!
最後に
パニック障害をお持ちの方は、
・満腹になること
・空腹になること
この2点を避けられるように
できるだけ対応してみてください。
これ以上、膵臓に負荷を掛けることを避けながら、弱り切った膵臓機能を回復させるようなケアをしていく。
そうすることで、パニック発作や不安感を軽減させていけるかもしれません。
当然可能性の1つなので、
薬をいきなり辞めたり、
これだけやれば大丈夫とは思わないでくださいね。
以上が、皆さんの身体を診て思うことでした。
パニック障害は気持ちの問題や、考え方の問題など言われることも多いです。
病気になったことを感謝しようとかも良いのですが、
やっぱり原因を突き止めて、
身体の芯から元気になりたいですよね。
考え方やメンタルトレーニングは、
身体を元気にしながらぼちぼちやっていけばいいと思いますよ。
それでは、また。
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