実はパニック発作が起きやすい妊娠中の5つの身体の変化
今回のテーマは【実はパニック発作が起きやすい妊娠中の5つの身体の変化】についてです。
前回、妊娠中のパニック障害対策を8つほどご紹介しましたが、
実は妊娠中は身体への負荷が大きくなり、妊娠されていない時と比べてパニック発作が起きやすい条件が揃っています。
不安を煽るように思われるかもしれませんが、知っておくことで事前準備ができるとともに、
そのような変化が自然と起るものなのかと納得しながら妊娠生活に臨めるようになります。
自然の身体の変化なので知っておいて損はありません。
もし、お近くに妊婦さんがおられましたら是非シェアしてあげてくださいね。
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「血液の量が1.5倍に」
妊娠すると徐々に血液量が増えていきます。
妊娠30週頃には妊娠前の1.5倍にまでなります。
「心拍数が1.3倍~1.5倍に」
赤ちゃんを育てるため、多くの血液を循環させることに。
そのため心拍数も早くなります。
妊娠前に比べ30%~50%速くなると言われています。
「呼吸が速くなる」
正常な妊婦さんは呼吸が速くなります。
ホルモンバランスの変化により、
二酸化炭素センサーが過敏になるためだそうです。
「酸素の消費量が上がる」
赤ちゃんを育てるために心臓や腎臓の働きが活発になり
酸素の消費量が上がります。
「血圧が上がる」
妊娠中は一度血圧が下がり、
出産を控えるころにかけて血圧は上がります。
妊娠満期には妊娠前のレベルまで戻ります。
「自律神経の乱れが起きやすい」
・動悸
・呼吸が浅くなる
・めまい
・恐怖を感じる など
自律神経の乱れがひどくなると、
「息苦しくて死んでしまうかも」
と感じ、パニック症になりやすいとされています。
– あなただけじゃない –
「4人に1人は強い不安感」
妊婦さんの4人に1人は強い不安感を感じるそうです。
「子どもをお腹の中で育てている」という責任感。
「ちゃんと生まれてくれるかな?」という心配。
「これからどうなるんだろう?」という不安感。
特に初めての妊娠はとても怖いもの。
不安になるのも当然だと思います。
そのように感じるあなたは、
「愛情」が深いからこそ。
きっと、素敵なママになれると思います。
そして出産には、
医師・看護師・ご主人・ご両親・ご兄弟・ご親戚・ご友人・SNSのフォロワーさんなど
多くの人が全力でサポートしてくれます。
決して一人ではありません。
必ずその先には、かけがえのない未来が待っていますよ。
応援しております。
最後に
前回に引き続き、妊婦さんとパニック障害についてです。
少し調べてみると妊娠中はパニック発作のようになりやすいとのことでした。
そうなりやすい自然な体の変化をまとめてみました。
女性は本当に大変なことをしてくれているんだなあと尊敬しかありません。
元気な赤ちゃんが産まれてくれますように!
それでは、また。
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