【自宅で簡単】ストレスに負けないための最強食事術
こんにちは。大阪府吹田市の頭痛肩り専門鍼灸、鍼灸治療院HARINO(ハリノ)の米増です。
さて今回は、「自宅待機が続く中でストレスに負けないようにするための食事術」についてお伝えできればなと思っております。
とはいえここでお伝えしたいことは「〇〇という食材がいいよ」とか、「〇〇というものを食べましょう」とかというお話ではなく、「これを食べすぎるのはちょっと良くないかもなので控えた方がいいかもしれませんよ」というお話です。
日々ご家族の皆さまのために料理をがんばっておられるお母さま方には尊敬しかありません。
「毎回和食にして手作りを食べさせましょう!」というお話ではありませんので、ご安心ください。
ストレスに負けないための食事術
結論から申し上げますと、この外出自粛のストレスがかかりやすい中、食べない方がいいものは「カップ麺」です。
カップラーメン、カップ焼きそば、カップうどん、などなど…
なぜ、ストレスのかかりやすい時期にカップ麺を食べない方がいいかというと理由は2つあります。
- 1個に入っている食品添加物が平均19種類ととにかく多い
- 炭水化物ばかりで栄養が取れない
すみません。
添加物が多いなどと言われると、「またその話か」と毛嫌いされる方も多いかと思いますが、少しだけお付き合いください。
1個に入っている食品添加物が平均19種類ととにかく多い
とにかくカップ麺というものには食品添加物がかなり入っています。
裏面表記って見たことありますかね?食品の裏とかに書いてある成分表です。
見たことが無いという方は一度ご覧になってみてほしいのですが、ズラーッと知らないカタカナが並んでいます。
平均で19種類。多いものだと30種類ほど入っているものもあるそうです。
食品添加物とは一言でわかりやすく言えば、「キッチンに普通置いていないもの」です。
塩、こしょう、砂糖、しょう油などはキッチンに置いていますが、「増粘多糖類」「カラメル色素」などをストックしているご家庭なんてあんまり聞きませんよね。
そんな食品添加物なのですが、その中で人工甘味料というものがあります。
「アスパルテーム」「アセスルファムカリウムK」「スクラロース」などという名前のものがありまして、これは、砂糖のかわりに甘味を感じさせてくれるものです。
そして、さらにうまみを出してくれる「グルタミン酸ナトリウム」というものもあります。
この2つに共通して言えることは、「神経系に異常をきたしやすい」ということがあります。
カップ麺には、この人工甘味料とグルタミン酸が存分に入っています。
「神経に異常をきたしやすい」というのは、しびれが出たり、力が入らなくなったりといった身体的なものではなく、どちらかというと精神的なものになります。
具体的にはイライラしやすくなる。うつっぽくなる。やる気が無くなる。集中力が無くなる。不安になりやすくなる…など。
そういった精神的のものが不安定になりやすくなります。
災害時や、緊急時にはかならず近くのスーパーからカップ麺がごっそり無くなったりしますよね。
手軽で便利なのですが、「ちょっとそれに頼り過ぎるのは待ってほしいな」といつも思っています。
災害時や緊急時って人間にとってピンチな時ですよね。
ピンチな時って人は過敏になっています。不安にもなりやすくなりますし、ちょっとしたことでイライラしやすくなったり、とにかくナーバスになります。
そんなただでさえナーバスで不安になりやすいときに大量の添加物を一気に摂取すると、不安感やイライラ感が一気に爆発する可能性があります。
とくに普段から不安を感じやすい方、繊細な方、短気な方、小さなお子さまなどは特に注意が必要かもしれません。
もちろん、食べても何も感じない方もおられると思います。
ただ、もしかすると気付いていないだけで食事による影響があるかもしれません。
炭水化物ばかりで栄養が取れない
さらにカップ麺は炭水化物の塊です。
炭水化物を食べると血糖値が上がりますが、急上昇したあとは、インスリンというホルモンにより急降下することになります。
血糖値が上がったり下がったりをくり返して乱れてしまうと、さらに精神的に不安定になりやすくなります。
以上2つの理由からカップ麺を食べるとイライラしたりうつっぽくなったりしやすいので、緊急時には食べない方がいいよというお話です。
食品添加物と炭水化物
「じゃあ袋麺はいいの?」「パスタは?」「何を食べればいいの?」などさまざまなお声が出ると思います。
「どちらかと言えばカップ麺って緊急時に食べるものでしょ?」ごもっともです。
「全部手作りなんて無理だし、ついラクだから頼ってしまうのよ。」というお声も十分お察しいたします。
まったく食べてはいけませんとは言っておりません。
僕もたまに食べますし、手軽でおいしいですもんね。
ただ、「添加物」と「炭水化物」を一度に大量摂取するとイライラしやすくなったり、落ち込みやすくなったりすることがあるんだな。ということを「知識」として持っておかれるだけでも相手を理解することにつながると思いますし、家族を守ることにつながると思います。
ちなみにカップ麺に使われている容器の「カップ」ですが、熱湯をかけることによって発泡スチロールから有害な油分が溶け出すから悪性度が高くなるという話もあります。
だからこそあまりおすすめしないんですよね。
- 小さなお子さま
- 胃腸が弱い方
- もともと繊細な方
- 精神的に不安定な方
- 体力的に弱っている方
このような方々は食事による小さな変化でも影響が出やすい傾向にあります。
カップ麺の他にも、コンビニ弁当なんかも添加物+炭水化物の度合いが高いものなので出来れば控えた方がいいかもしれません。
- カップ麺を袋麺に変えて野菜や肉を添える。
- 総菜は一品程度までにして残りは頑張ってみる。
- 間食にカップ麺を食べるのを止め、手製のおにぎりなどに変えてみる。
一日の添加物摂取量を少しでも減らすことで精神状態が安定することがあります。
まとめ
もちろん、三食とも和食中心の生活にして、魚や玄米などをしっかりと食べ、無農薬野菜や毎回手料理でお母さんの愛情満点の食事を頂けることに越したことはありませんが、現実的にはなかなか実現しづらいものです。
これを機にお母さんだけに任せるのではなく、旦那様やお子さまも料理や食事というものに興味を持ち、一緒に作ってみたり触れてみるのも家族の絆を強めるのにいいのではないかなと思ったりしております。
「何を食べたらいいか」よりも「何を控えた方がいいか」を知っていたほうがご自宅での過ごし方も少し楽になるかなと思います。
新型のウイルスによって生活環境が一変させられている方々ばかりだと思います。
本当に大変でストレスのかかる毎日だと思いますが、なんとか踏ん張っていきたいですね。
今回は、食べ物によってさらに精神的に不安定になりやすいかもしれませんよ。というお話でした。
何かのお役に立てたら幸いです。それでは。
鍼灸治療院HARINO(ハリノ)米増圭司