花粉症で頭痛が起こる原因と鍼灸治療で改善するための3つのツボ | 自律神経専門 鍼灸治療院HARINO

花粉症で頭痛が起こる原因と鍼灸治療で改善するための3つのツボ

こんにちは。大阪府吹田市の頭痛肩こり専門鍼灸、鍼灸治療院HARINO(ハリノ)の米増です。

春が近づいてきて温かさを感じ、ようやく過ごしやすい気候になってきたなーと思うと同時にやってくる花粉症。
鼻水やくしゃみはもちろんのこと、頭痛にも悩まされていませんか?

本当につらいですよね。私も学生時代ひどい花粉症でティッシュがすぐ無くなり鼻が真っ赤になっていました。

早い方だと2月頃から症状が出始める方も多いですよね。

実は花粉症が原因で起こる頭痛があり、この季節の頭痛は花粉症によるアレルギーだったという事も意外と多くあります。

そこで今回は、花粉症により頭痛が起こる原因と、アレルギー対策に使えるツボをお伝えしたいと思います。

アレルギーの薬を飲んでこの季節を乗り越えるという選択もありだと思います。ただ、これを機に自分の体質を改善してアレルギーや花粉症に負けない身体づくりをしてみたいなと思う方はぜひ最後までご覧いただければと思います。

花粉症で頭痛が起こる理由

一番大きな原因はアレルギーによっておこる副鼻腔炎(ふくびくうえん)です。
小鼻の辺りや眉間からおでこあたりが痛くありませんか?
副鼻腔と呼ばれる鼻の奥にあるスペースで炎症が起こると副鼻腔炎となりひどいと膿が溜まります。
その炎症が起きている時にズーンと重たい頭痛が起きてしまいます。


鼻の横を押さえてみて痛みがありますか?
眉頭を押さえて痛みがありますか?

副鼻腔炎であればこの2か所を触ると痛みや熱感を感じると思います。

痛みや熱感の程度によって炎症度合いを判断できるので、少し触れただけでも痛みがきつい状態であれば病院で診てもらうのが良いと思われます。

鼻炎スプレーや鎮痛剤は?

市販の鼻炎スプレーやアレグラなどアレルギーのお薬で対応するのも良いと思います。

ただ、鼻炎スプレーはその時は鼻がよく通りアレルギーもマシになると思うのですが、鼻の粘膜に強い刺激があるため、使用し続けると慢性的な副鼻腔炎に移行することがあるため長期的な使用は避けた方がいいかもしれません。

アレルギーがひどくなる原因は?

ところで、アレルギーがひどくなりやすい原因があるのをご存知でしょうか?
同じ花粉量でもある年はマシだったり、ある年はきつかったり…。日によっても違うと思います。体調や体質の変化によってもアレルギーの出方は変わってくるため、体調を整えるのも大事な花粉症対策の一つです。

・砂糖を控える
・睡眠をしっかり取る
・良質な油をしっかり取る

この3つを心がけるだけでも少し変わってくると思います。

砂糖を控える

砂糖は炎症を引き起こしやすくし、身体を冷やす効果があります。
さらに砂糖を大量に取ると血糖値が乱れます。乱れた血糖値を調整するために体からホルモンが出るのですが、長期間続くとその調節機能も疲れてしまい、うまく働かなくなります。

その調整に使われるコルチゾールというホルモンはアレルギーを抑える働きもあるため、砂糖を食べすぎて大量にコルチゾールが使われるとアレルギーを抑える機能が弱まるためいつも以上にアレルギーに対して過敏となってしまいます。

睡眠をしっかり取る

睡眠は体調管理で一番大切なこと。

時間そのものも大切ですが、睡眠の質も大切です。朝起きてスッキリ目覚められているのであれば大丈夫だと思います。

睡眠時間や寝るときの環境(室温、湿度、布団の材質、服装など)を整えたり、寝る前にしていること(パソコン、スマホ、ゲームなど)を見直したりするだけでも睡眠の質は改善するので是非取り入れてみて下さい。

良質な油をたっぷり取る

油は身体に悪いと思っていませんか?油モノをたくさん食べると胃もたれがしたり、メタボになるイメージだったり。
油にはオメガ3とオメガ6という2種類の油があります。

オメガ3は魚やえごま油、アマニ油といったものに多く含まれます。
オメガ6はサラダ油をはじめとする植物油脂と言われるものたちに多く含まれます。

油の種類とアレルギーとのつながりは炎症を引き起こすか抑えるかの違いにあります。

・オメガ3は炎症を抑えてくれます。
・オメガ6は炎症を起こしやすくします。

揚げ物を食べて胃がもたれるというのもオメガ6を大量に摂取するからこそ。

市販のお菓子やパン、ファーストフードなどにもオメガ6の油は多く含まれているため、花粉症持ちの方はこの季節だけでも控えると効果的だと思いますよ。

副鼻腔炎やアレルギーに効果的な3つのツボ

花粉症をはじめとするアレルギーには鍼灸治療もお勧めです。
特にお灸は身体を温め、アレルギーを予防するのに役立ちます。
市販のせんねん灸などを買って毎日自宅でお灸をするだけでも効果がありますので、ご興味がある方は試してみて下さい。

おへそ周り

おへそを温めると小腸と副腎(ふくじん)が休まります。この2つの臓器はアレルギー対策には欠かせないポイントとなります。
おへその周りを触ってみて硬いところや痛いところを探して3~4か所お灸を置きます。

おへそ周りがほんのりピンク色に変わったり、お腹が温かくなればOKです。

迎香(げいこう)

鼻の横にあるツボです。
鼻の穴から指一本分ほど外にあります。おそらく副鼻腔炎などを発症されていると触ると熱を持っていたり痛みがきつい可能性があります。

そのあたりを指でマッサージしてあげると鼻づまりなどが解消されます。
お灸を置いても構いませんが、顔はやけどや水ぶくれが出来やすいので無理にされない方が良いと思います。

丘墟(きゅうきょ)

足首の外側のへこみにあります。ちょうどよく足を捻挫してしまう靭帯のあたりです。
このツボは全体的な鼻の症状に効果的です。炎症がきつい方は触ると痛みが走ると思います。

足の冷えにも効果的なので女性にもお勧めです。良ければお試しください。

まとめ

いかがでしょうか?

花粉の時期になると副鼻腔炎を起こしてそこから頭痛に発展することがあります。

その頭痛を抑えるには、アレルギーを抑えるケアをしていかなければなりません。

アレルギーを抑える方法としては、砂糖を控えたり、摂取する油を変えたり、睡眠環境を整えたりと生活習慣を変えることが大切です。

鍼灸治療を併用することでもさらに効果は高まります。
お灸を使うことでアレルギーの改善効果がありますし、鍼をすることで炎症を鎮め、免疫機能を正常化することが出来ますよ。

当院でもアレルギーに対する施術が受けられますので、興味のある方は一度ご相談してみてください。

花粉症や頭痛に負けず、気持ちのいい春を過ごしたいですね。

ご連絡お待ちしております。

鍼灸治療院HARINO 米増圭司

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