鍼灸治療の効果について。肩こり、頭痛は治るの?腰痛は?
鍼灸治療は効果あるのですか?なぜ効くのですか?痛く無いのですか?
本当によく聞かれます。マッサージや整体、整骨院や整形外科がある中でなぜ、鍼灸が良いのか。
鍼灸は針やお灸を身体に刺したりすることによって、その刺激で身体に変化を起こすものです。 今回は、鍼灸治療を受けた方がいい3つの理由をお伝え出来ればと思います。
鍼灸治療を受けた方がいい3つの理由
①効果が出るのが早い。
鍼を身体に打って効果が出るまでの時間はどれくらいでしょうか?
痛み止めの薬を飲んで効果が出るまで早くても15分〜30分くらいでしょうか。
鍼の場合、効果が出るまで数秒です。鍼を打つ→身体が反応する→ゆるむ。ここまで数秒です。
膝下を叩かれると足が伸びてしまう反射がありますが、まさにそんな感じです。とにかく早いです。そのため効果をシェアしやすく、効果を実感しやすいです。
②薬と違い副作用が無い。
薬はある特定の効果を出す代わりに他の何かを犠牲にする側面があります。
痛みは取るけど胃が荒れるなど。
鍼灸にはそれがありません。 胃が悪いのが良くなる、以上って感じです。
肩がゆるむ。血行が良くなってむくみが取れる、以上って感じ。
肩はゆるむけど、胃が荒れる、腰の痛みは取れるけど足がむくむ。などというような副作用はありません。
③痛みのある場所だけでなく全身を診るので一度に身体を治せる。
腰痛なら腰のレントゲンを撮って、問題なければ異常なし。
ヘルニアがあって手術で切除しても腰痛が治らない。など、そういう話はよく聞きます。
実は、腰痛の80%は原因がよくわかっていないということをご存知でしょうか。
どれだけ検査をしても、どれだけ痛みの部分に治療しても良くならない原因は1つだと思います。
それは、“そこ原因は無い。”ということ。
痛みを引き起こしている場所じゃないところをずっと治療しても良くなっていかないのは当たり前。
ゴミが臭くてたまらないときに消臭スプレーや窓開けたりするのもいいですけど、本当の問題はゴミ箱に腐った生ゴミがあること。
それを捨てれば臭いは消えるわけです。
痛みが臭いだとするならば、身体の中の“生ゴミ”を見つけるのが大事です。
痛み止めなどは消臭スプレーなどにあたります。 鍼灸治療ではその“ゴミ探し”をしていきます。
それは痛みの出ている場所に限らず、全身になります。 そして、そこを治療していくことになります。
なので、首の痛みでも内臓の状態とかもチェックするし、腰痛でも足の緊張などを診たりもします。
痛いところを治すというより、悪いところを治す。
という流れになるので結果的に全身を治療していくという形になります。
全身を治療し副作用も無く効果がすぐ出る。という一見すると素晴らしいものに見えますね。
鍼灸治療のデメリットは?危険性は?
鍼灸治療も万能ではありません。
まず骨折や脱臼、脳梗塞、心筋梗塞などの救急治療が必要な場合は適応外です。
そういう場合はすぐ病院へ行ってください。
また内出血やたまに体の倦怠感などが出る場合があります。
鍼は繊細ですが身体に与える影響は大きくなるので、たまに起こってしまうことがあります。
あとは施術者の実力差が出やすいです。薬であれば、誰が出しても効果は同じです。
ですが、ツボを正確に捉えられるかはその人によって差があります。その差によって効果が大きく変わってくる場合があります。
まとめ
・鍼灸の刺激は身体を活性化させる。
・副作用も無く身体に安心安全。
・慢性的な痛みで原因がはっきりしないものにも効果が出やすい。
・救急医療の適応のものは手に負えない。
・内出血などのリスクは少なからずある。
・実力差が出やすい。
いかがでしょうか。
鍼灸治療はWHO(世界保健機関)でも効果が認められ、古来より存在している治療法です。
海外では日本の鍼灸が注目され、見直されてきています。
今後はますます鍼灸治療が認められ、必要とされる時代が来ると思います。
初めての方や、どうしようか迷っている方は一度受けてみてはいかがでしょうか?
きっと、受けて良かった。
もっと早く受けたら良かったと思えるはずです。
ご連絡お待ちしております。
鍼灸治療院HARINO 米増圭司