【自宅で簡単】頭痛&ストレス解消「正しい昼寝のやり方3ステップ」
こんにちは。大阪府吹田市の頭痛肩こり専門鍼灸、鍼灸治療院HARINO(ハリノ)の米増です。
GWも間近に控え、外出できない、遊びに行けないというのはつらいですね。
僕もキャンプとかBBQとかしたかったですが、仕方ないですね。おとなしく家で出来ることをやっておきます。
さて、そんな自宅での生活が続くと「昼寝」をすることも増えませんか?
することがなかったり、はたまたストレスで頭痛がしたりして、お昼や夕方に寝てしまうこともしばしばではないでしょうか?
昼寝は正しく行えると午後からの作業効率が恐ろしく上がりますし、頭痛やストレス解消におすすめの方法です。
…が、失敗してしまうと午後からもずっと身体がだるい、もしくは頭痛などを引き起こしやすくなってしまうという諸刃の剣的なものだったりいたします。
そこで今回は、自宅で出来る正しい昼寝をやり方を3ステップでお伝え出来ればなと思います。
ちなみに僕は、整骨院で8年間勤務していた中で、たった5分の昼寝でも頭をスッキリさせるコツを編み出しましたので、参考になればさいわいです。
それでは見ていきましょう。
step1:昼寝の時間は13時~15時までの間に
皆さまはお昼寝を「いつ」してますか?
もしかすると16時か17時とかの夕方にお昼寝をしていませんか?
確かにちょうど疲れてくるころなのですが、夕方に昼寝をするよりも昼下がりに昼寝をする方が効率的なのです。
これには人間の集中力の問題があります。
僕たちの集中力はいつがピークになるかご存知でしょうか?
答えは、「午前中」です。
午前10時ごろが一番集中力が高い時間帯と言われています。
12時ごろを境にだんだんと下がりはじめ、14時~16時ごろがいちばん集中力が低くなりやすい時間帯となります。
そしてまた、17時頃になると集中力は戻ってきて午前中には及ばないものの少し元気が出てきます。
集中力は午前中が一番高く、お昼には下がり、夕方にまた少し上がる。という1日のリズムで動いている方が多いんです。
要は13時~16時ごろの時間は物事がはかどりませんよ。という時間帯です。
そのためこの時間に昼寝を取り入れることで、集中力が途切れがちな脳を効率的に休めることができ、午後からの作業もはかどるようになるというわけです。
お昼ごはん食べた後は眠たくなりますし、集中力も下がっていますし、どうせ起きていても効率悪いのでサクッとお昼寝しちゃいましょう。
もし夕方になってしまった場合は、無理して昼寝をしようとせず、夜しっかり眠ることを選んだ方がいいかもしれません。
step2:昼寝の時間は30分まで
昼寝をするべき時間帯はお分かりいただけたかと思います。
ただ、もう一つ気を付ける点として昼寝の時間があります。
結論から言うと「昼寝は30分以上しない」のがベストです。
「30分で起きるなんて無理」と言われる方も多いと思いますが、僕は出来ます。
慣れもありますが、ここでのポイントは「寝る」という意識を持たないこと。
寝ようと思うと30分ではなかなか起きられません。寝付くまでに30分くらいかかる方もいますもんね。
昼寝を30分で切り上げるコツは「寝よう」と思うのではなく、「目と脳を休めよう」くらいの気持ちでリラックスすることです。
昼寝を30分で切り上げるコツ
- ダラッと出来る場所を見つける。
- 少し重みのあるブランケットなどを足元にかける
- 目を閉じる
- ゆっくり大きく息を吐く
- 何も考えないように脳を休ませる
この通りに昼寝をすると30分は結構長く感じますよ。
くれぐれも「寝よう」と思わないことを心がけて頂ければと思います。
初めのうちはスマホのタイマーは「35分後」くらいにセットしておくのがいいでしょうね。
もうちょっと寝たいなーという時に意外とその5分が気持ち良かったりします。
ちなみに少し重みのあるブランケットなどを掛けると睡眠効率が上がるそうです。
そのため、何でもいいので足元やお腹周りだけでもかけておくとよりスムーズな昼寝が出来ますよ。
step3:昼寝をする時はベッドで寝ない
最後にお伝えしたいことは、昼寝をする時はベッドや布団には入らないようにしましょう。
ソファや畳の上とか、ラグの上とか、とにかく就寝時に寝るところ以外で行うことをおすすめします。
理由は2つ。
- ベッドや布団に入ると睡眠サイクルが乱れる。
- 長時間眠り過ぎてしまい身体がだるくなりやすい。
ベッドや布団に入ると睡眠サイクルが乱れる
人間は朝起きて、太陽の光を浴びてから13~14時間後くらいに眠たくなるように体内時計がリセットされています。
そして基本的には1日1回のしっかりした睡眠で身体を回復していて、長年「ベッドに入る=睡眠を取る」と習慣付いています。
そのため、ベッドや布団に入ってしまうと身体が「睡眠を取る」モードになってしまいがちになります。
そして「睡眠モード」でしっかり寝てしまうと本来の睡眠サイクルが乱れてしまいます。
そして今度は、夜に眠れなくなるなどの弊害が出てしまいやすいので気を付けましょうね。
長時間眠り過ぎてしまい身体がだるくなりやすい
「睡眠モード」になるとついつい長時間眠り過ぎてしまいます。
身体は本気の睡眠モードに入ってしまうと、なかなかパッと起きられなくなります。
先ほど「昼寝は30分ほどで終わりましょう」ということをお伝えしましたが、30分で起きることはなかなかハードルの高いことになってしまいます。
そして昼に寝て夕方起きるとうまく疲労回復が出来ず、体がだるくなりやすいです。
「昼寝をしたら身体がだるい」「寝すぎると頭痛がする」という方は、変な時間に睡眠モードになっていないか、もう一度確認されてみるのがいいかもしれません。
まとめ
- 昼寝の時間は13時~15時までの間に
- 昼寝の時間は30分まで
- 昼寝をする時はベッドで寝ない
以上3点が午後からも活動的に過ごせるようになるための上手に昼寝をするコツでした。
気付かれた方もおられるかもしれませんが、「昼寝」と「睡眠」は違います。
昼寝の目的が「目と脳を休める」ことに対して睡眠は「身体全部を休める」ことになります。
座り心地の良いソファや日当たりのいいところでウトウトと20~30分お昼寝をすると、午後からも頭がスッキリとして活動的に過ごせるようになりますので是非お試しください。
…余談ですが、この記事を書きながら「カジュアルコース(30分)ってちょうどいい昼寝環境だなー」と思ったりしております。
お昼にちょっと一人の時間を取ってジャズの流れるゆったりした空間で鍼をしながら昼寝をする。
ちなみに僕はよくやっていますが、スッキリ度合いが普通の昼寝より段違いです。
ご興味ある方はお声がけくださいね。
「お昼寝鍼灸」流行らないかなーとひそかに思ったりしております。笑
自粛生活が長引くこの頃ですが、ステキなお昼寝ライフをお楽しみくださいね。
昼寝マスターを目指してみてください。
それでは、また。
鍼灸治療院HARINO(ハリノ)米増圭司