【自宅で簡単】頭痛持ちの方におすすめ2つの「1分間セルフケア」
こんにちは。大阪府吹田市の頭痛肩こり専門鍼灸、鍼灸治療院HARINO(ハリノ)の米増です。
頭痛が出たとき、対策としては薬を飲んでジッとしているか、寝込んで収まるのを待っているという方はいませんか?
ただひたすらに何もできず、寝込んでしまう日々というのはつらいですよね。
正直、頭痛がガンガン起きている時に何かしようと思っても、すでに手遅れになってしまっているケースは多いと思います。
痛みがひどければ、薬を飲むのも良いと思います。
しかし、頭痛が来た時に我慢するだけでなく、頭痛が起きないようにするために普段から何かできることは無いでしょうか?
実はちゃんとあるんです。いろんな方法がありますが、今回はご自身で自宅で出来る1分セルフケアを2つお伝えしたいと思います。
なにか簡単に出来て効果の高いものは無いかなとお探しの方はぜひ日々の生活の中に取り入れて元気になるきっかけにしてもらえたらと思います。
【頭痛対策】自宅で出来る簡単セルフケアその1「1分間耳もみ」
やり方は簡単です。自分の耳を揉みほぐすだけ。
軽く引っ張ったり、回したり、折り曲げたり、揉んだりして耳をほぐしてあげてください。
頭痛がひどく出ている時や出そうなときほど、耳は意外と硬くなり痛くなっています。
耳の近くにはリンパ節、顎関節、頭皮、目など大切な血管、神経、筋肉、リンパなどが集まっています。
そこを丁寧に揉み解し、普段から柔らかくしておくことにより顔全体の循環が良くなり頭痛のリスクを減らすことが出来ます。
注意点としては、あまり強く引っ張ったり押さえすぎたりしないこと。痛気持ちいい程度が良いですね。
これを1分ほどしてみましょう。朝、昼、夜いつでも構いません。少し手が空いたときやちょっとしんどいなという時に出来ると良いですね!
ちなみに耳には他にもいろんなツボがあることをご存知ですか?
(※画像はインターネットから引用させて頂いております。)
東洋医学では耳は“胎児が丸まった状態を現わしている”と言われています。
耳たぶ側が頭、耳の穴がへその緒、耳のふちが背中、というようにお母さんのお腹の中にいるような形だと言われています。
そのため、目が疲れているときは耳たぶ周りを触ると痛みが出やすいですし、胃が疲れている時は耳の真ん中が痛みやすいです。
腰が痛い時なんかは上の方が痛かったりします。
ご自身でもいろいろ触ってみて身体の疲れているところと重なっていないかチェックしてみるのもいいですね。
【頭痛対策】自宅で出来る簡単セルフケアその2「手上げ法」
続いての方法は、手上げ法と呼ばれるセルフケアの方法です。こちらは上向きに寝た状態で行うため、夜寝る前や朝起きた時にするといいですね。
「手上げ法」セルフケア方法
- 上向きで寝る
- 耳の横につけるように右手をまっすぐ上げる。そのまま15秒キープ。
- ゆっくり下ろして左手も同じようにまっすぐ上げて耳の横で15秒キープ。
- これを何度か繰り返す。
これだけです。簡単ですよね?
ポイントとしては3つあります。
- 息を止めないこと
- リラックスして行うこと
- 片手ずつ行うこと
これをすると、脳脊髄液(のうせきずいえき)という脳や神経の潤滑液がスムーズに流れだすと言われています。
割と地味なものなので、本当に効果があるのかと疑問に思う方もいるかもしれません。
ですが、しっかりと続けることで効果を実感できるようになると思います。
寝る前の習慣として上向きになった時に片手ずつ上にあげてみてはいかがですか?
まとめ
頭痛持ちの方におすすめのセルフケアとして耳もみと手上げ法をご紹介してみました。
毎日時間が空いた時に1分間やってみてください。
少しずつ日々の環境を変えることで今までとは大きく違った結果が出てくることがあります。
こんなことで良くなるのかな?と思いながらで構いませんので、毎日の1分を明日の健康のために使ってみてはいかがでしょうか。
このセルフケア程度では全然治らないよ、しんどいよという方は一度ご連絡ください。
しっかり原因を突き止めながら一緒に身体を良くしていきましょう。
薬に頼る毎日から抜け出して元気で健康的な生活を送りたいですね!
そのための情報をどんどん発信できればと思います。がんばりましょうね。
それでは、また!
鍼灸治療院HARINO 米増圭司